琵琶パールの魅力

琵琶パールの魅力~HISTORY OF THE BIWA PEARL~

s_lL6kXYvBHpR4

万葉集にも詠われる

万葉集にも詠われる

「淡海の海 沈く白玉 知らずして 恋ひせしよりは 今こそまされ 」
(万葉集 巻十一 2445)

琵琶パールの歴史は古くは、平安の時代に万葉集で詠われています。 柿本人麻呂が女性の持つ美しさ、優しさ、繊細さを白玉に例え賞賛した歌が現在に残っているように、琵琶湖には古くから天然真珠が採れていて、万葉の時代から「近江の湖に眠る得も言われぬ美しいもの」として、知られるようになりました。

明治時代に養殖、そして世界へ

時は流れ、琵琶湖で最初に養殖が試みられたのが明治の末年で、幾多の失敗を重ねながら昭和十年(1935年)に企業化に成功しました。そして、昭和十二年(1937年)にはフランスへ”ピンク・ローズ・パール”の商品名で輸出されたのです。そして、琵琶パールは海外への輸出がメインとなり、国内よりも国外でそのブランドを轟かせるようになります。

>最盛期から再生期へ

その後、真珠の養殖が評価、産業化していく中、生産量を求め無核の養殖が主となり中東や欧米などで評価を受けている現在の琵琶パールのイメージが出来上がっていくのです。しかし、1980年代から琵琶湖の水質汚濁などの問題による生育環境の悪化により、母貝のイケチョウ貝が激減してしまい、現在は養殖場もほんの数件となってしまいました。 しかし、現在は滋賀県の支援もあり、琵琶パールの養殖を復活させようと滋賀県真珠養殖漁業協同組合が真剣に取り組んでいます。